新リア王・2

季節の変わり目のせいか、はたまた花粉のせいか、先週は体調が悪くて
ほとんど廃人のような生活を送っておりました。

じいちゃん、ばあちゃんのお墓参りに行く予定だったのに、行けなかった。
来週こそ、行かなくては!


※ ここから先、『 新リア王 』 に関するネタバレありますので、ご注意ください。


ところで、『 新リア王 』、やっと長かった政治の話が終わって、今は彰之が語る場面。
果てしなく続くとも思えた政治の話がやっと終わって、ほっとしたのもつかの間、今度は仏教の話?
政治の話も、なかなか興味深かったのですが、淡々と永遠に続くと正直ちょっとしんどかった。
でも、歴代の大物政治家の名前が実名でバンバン出てきて驚いた!
架空の人物と実在の人物が、ごちゃ混ぜになって話が進んでるの、これ?
現総理大臣の安倍さんの名前も、出てきます
              ↓
※ 訂正( 正しくは、現総理の安倍晋三さんではなく、『 お父様の安倍晋太郎さんの名前も出てきます 』 ・・です。m(__)m )

さて、彰之が語る、仏教の話ですが、結構面白いかな。
政治の話よりも、こっちの話の方が浮世離れしていて、あたしは好きかも。
なかなか、興味深いんですが、なんせ仏教の専門用語らしきものが、ガンガン出てきてそこで止まってしまう。
だいたい、漢字が読めないし意味も分かんない(泣)。
辞書を引きながら読もうかとも思ったけど、分かんない用語が多すぎていちいち辞書を引いてたら
すっげぇ、時間かかってしまう~~
その度に、読書中断するのも集中力が切れそうで嫌だし。
この際、分からない漢字や用語は飛ばして一気に読んで、後で辞書で調べようと思います。

はぁ~、やっぱり髙村小説読むのは気力体力が必要だわ~(溜息)。

しかし、今回も政治事情も仏教のこともすご~く詳しく書いてあります。
「 内部の人間じゃないと、これほど詳しくは分かんないんじゃないのっ!? 」 ってくらい詳細に
踏み込んで描かれているのには、毎度ながら感心します。
高村薫ってどうして、こんなに色んなことに詳しいんでしょう!?
一度、髙村センセーの頭の中を覗いてみたい。
きっとすっごい、頭のいい人なんだろうな~、とつくづく思います。

それに、思ったんですけど、髙村薫って先見の明があるっていうのか、未来に起こることが分かるんじゃないかって。
『 新リア王 』 は、2005年に出版されたものですが、東北が深く関連しているし、原発関連の話が多く出てくるし。
福島第一原発の事故を思い浮かべるような記述が多く出てくるように感じるのは、あたしだけかな?
『 晴子情歌 』 の舞台も東北ですしね。
あっ、そうそう。
原発といえば 『 神の火 』 も、原発をテーマにしていました。
今考えると、原発事故の危険性をいち早く唱えていたような気がしないでもありません。

やっぱり、髙村薫って並みの作家ではないな~。

さぁ、『 新リア王 』 も、今3合目ぐらい。
最後まで読めるよう、頑張りまっす!!


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合田とお蘭の萌え日記

実は 『 マークスの山 』文庫本で、前々からすご~く気になってた部分があります。
森くんとの関連場面で合田さんが、自分でも分からない何かの痛みか熱のようなものを胸や腹に感じる場面が
あるんですけど、そこが気になって気になって。
しかも、2回もあるんです。 2回も!!
熱とも痛みともつかない何かの塊が胸元まで突き上げてくるってっっ!!!!

髙村センセー! これはいったいどういう意味なんでしょう!?
熱とも痛みともつかない何かの塊って何!!

( 下記、参照 )。

※ 暴走中につきご注意下さい。


*   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


合田が署に入ったとき、廊下ですれ違った森義孝が紙を一枚突き出してきたかと思うと、曰く 「 一名漏れてましたので、追加しておきました 」 だった。昨夜本庁で合田が四課資料から拾った人物リストを、一つ一つ点検した印がついており、最後に森の筆跡で名前が一つ書き足してあった。
「 それはどうも 」
合田は朝っぱらから自分の不備をつつかれた不快さに負けて、ぶっきらぼうな返事をした。森は森で、朝の通勤電車で整髪料か何かの香料をたっぷり浴びたらしい、赤々とただれた顔をぎりっと歪めただけで何も言わず、先に会議室へ入ってしまった。 合田は自分でも分からない何かの痛みか熱のようなものを腹に感じたが、 その直後に、今度は碑文谷の若署長、水野警視と目が合ったかと思うと、廊下の真ん中で呼び止められていた。
【 マークスの山(上)・新潮文庫P288、P289 】

合田は自分でも分からない何かの痛みか熱のようなものを腹に感じたが!!! 
ってーーーっっ!! それは合田さんのお蘭ちゃんに対する想いですかっ!? 
訳の分からない痛みか熱のようなものを感じたって、それはいったい何!? もしかして愛ってヤツ?(違?)
 


*   *   *   *


切れた受話器の手元の腕時計の長針がまた一目盛り、ぴくりと動くのを合田は見つめた。午後十一時二分だった。蛍雪山岳会。須崎靖那。自分宛の電話。自称右翼の暴漢。林原雄三。急行アルプス。森義孝―――――いくつものことをばらばらに脳裏に並べ、かき混ぜ、 熱とも痛みともつかない何かの塊が胸元まで突き上げてくるのを感じながら、合田は  「 死ね 」 という声を一つ、喉から飛び出させていた。
【 マークスの山(上)・新潮文庫P383 】

本庁から 「須崎が暴漢に刺された」 と連絡を受けた合田さん。山岳会関連だと察知した合田さんは、この後すぐさま、同じく山岳会関連の捜査の為、急行アルプスで長野へ向かった今しがた別れたばかりの森くんの後を追う!
きゃ~! またもや 
熱とも痛みともつかない何かの塊が胸元まで突き上げてくるのを感じながら って!!
また、お蘭ちゃんのことを考えて胸キュンしてますっっ!! 
これって、森くんのこと思って胸キュンしてるんすよねっ?ねっ?(違?)
まるで合田さんったら、恋する乙女のようです



*   *   *   *


午後、十一時三十五分。合田は新宿駅に着いた電車から飛び出し、酔客や仕事帰りのサラリーマンでごった返したホームを走った。地下通路に降りてさらに走り、六番線ホームに駆け上がって、五十分の発車を待つ急行アルプスの車窓を覗いていった。森なら禁煙車両の自由席に乗っているはずだと見当はついたが、車両はどれも季節最後の登山を目指す若者たちとリュックでごった返していた。結局車両に乗り込んで 「 森! 森義孝! 」 と名前を呼んだら、人垣の間からやっと森がびっくりしたような顔を覗かせ、それに向かって 《 降りろ 》 と手招きした。
【 マークスの山(上)・新潮文庫P384、P385 】

ほらっ、この合田さんの慌てっぷりをご覧下さい。
「俺のお蘭にもしものことがあったら・・・・」 って考えたらもう、いてもたってもいられなかったのでしょうねぇ。(うふふふ



*   *   *   *


「 十係の須崎が高島平で暴漢に刺された。山岳会関連という話やから、予定変更や 」
ホームへ引きずり出した森に合田はひとまずそう言った。
【 マークスの山(上)・新潮文庫P385 】

ふっ・・合田さんったら、森くんの前では冷静さを装っちゃって (ぷぷっ)。


*   *   *   *


「 この際、贅沢言うてる場合か。心配するな。君は、とにかく松井か林原の足跡を一つでも見つけてきてくれ。あとは俺
  が責任を持つ。何かあったら、すぐに連絡を入れろよ 」
「 私は暴漢に刺されたりしませんから、ご心配なく 」
「 アホか。とにかく連絡を入れろ 」
もう一言ぐらい何か言いだしそうな森を置いて、合田は足早にみどりの窓口をあとにした。
【 マークスの山(上)・新潮文庫P386 】

( 上記は、お蘭ちゃんをホームに引きずり出した後、予定変更の手はずを整え終えてからの会話っす ) 
「何かあったら、すぐに連絡を入れろよ 」 って、合田さん、お蘭ちゃんが心配でしょうがないのね。
なのにこのまわりくどい愛情表現(愛情表現だときっぱり言い切るっ!)。 合田さんったら、不器用さんなんだからん  
でも、お蘭ちゃんはすべてお見通しさ。



*   *   *   *   *   *   *


以上
上司と部下という関係以上の何かを感じてしまいませんか?
何か隠微なものを・・・・。

あっ、すいません。
森義孝ファンのあたしの暴走した脳みそが作り出した妄想ですね。
こりゃまた、失礼しました。
( スルーして下さい )m(__)m


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『新リア王』 読書開始

やっと 『 新リア王 』 本格的に読み始めました。

いや~、なかなか手強そうです。
今読んでいるところはどんなかというと、小難しい政治の話が永遠と続いております(涙)。
上巻のまだ84Pまでしか読んでないのに、もう挫けそうです(泣)。
書いてあることは、なんとなく理解出来るんですけど、政治の話を永遠とされても・・・・(汗)。
途中から意識が飛んで字面だけ追ってる感じになっていること、しばしば。
まるで修行僧の気持ちです (-_-;)

仕事と勉強の合間を縫って読むには、きつい本だわ(溜息)。
リフレッシュするどころか、よけいにストレス溜まるわ~~~。

でも、読み終えた後には何かが待っているかもしれない!
修行の果てに摑んだ 『 悟り 』、みたいなものがぁーー!! ・・・・・(あほ)。
なので、がんばって読む所存でございます。


ところで、最近のこのブログったらどうしようもない記事ばかりで、本格的に皆様に見放されつつあります(汗)。
それは重々、自覚はしておりますです、ハイ。
新選組関連のくだらない記事とか・・・・・・・・・。
それに、前回の記事なんてなんなんでしょう!!
あの、訳の分からん問題!!!
あんな記事UPして、自分で自分にビックリですわ、ホンマ。(ーー;)
( 皆さん、前回の記事は忘れて下さい m(__)m )
花粉の為、毎日頭がボーッとしているのでそのせいだわ(言い訳)。

なので、ここいらでちょっと軌道修正しようと考えてます。
まずは、とことんご無沙汰の (誰も期待してない)読書感想記 をそろそろ復活しようかな。って思ってます。
『 照柿 』単行本 の感想から書こうかな~。
もう、読書感想記もかなりマンネリ化してきてるんで、形式を変えて書こうかといろいろ考えたんですけど
やっぱり他の方法が思いつかないので、今まで通りの形式で書いていくことになるだろうと思います。

なかなか、読書感想書く時間が無いんですけど、何とか時間作って書こうっと!!!


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徒然・・・・


【 問題 】

これ、誰だ。

カーソルを画像の上にもってくると、ヒントが出てくるぜ!!


起きた掃除


答えは、追記欄にありまふ。

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拍手コメント、お返事


『 沖田総司萌え 』 の記事に拍手コメント頂きまして、ありがとうございます m(__)m
お返事、畳んでます (#^.^#)

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花粉症の症状なのか、アレルギーの薬のせいなのか、毎日眠くてしょうがありません。
眠気に加えていつも頭がボーッとしてます。
目は痒いしよぅ(泣)。
『 新リア王 』 を読もうと思っても眠気に負けてなかなか読む気になれません。
早く、花粉の季節終わってくれっ!  まじで!!


カモメとおじさん
P1000511.jpg

隅田川っ縁で餌を空に向かって投げると、ご覧のようにカモメがウジャウジャ来やがります。

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沖田総司萌え


ゆーちゅーぶで、こんな動画見つけました。
これ、沖田総司!?

今のところ、沖田総司の写真等は発見されていないはずなので本当に沖田総司であれば
ニュースになっていると思うのですが・・・・

まったく信憑性はありませんが、皆さんはどう思いますか??





・・・・・・違うだろー。
( と、あたしは思う )。



追記。。。
どうやら、合成写真のようです。
沖田総司の写真ではないみたいです。
・・・でしょうね。


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新選組萌え

皆さん、こんばんは。
先日読み終わった新選組の本がすごく良くって、幕末にタイムスリップしたまま
なかなか現代に戻ってこられないyukiです。

やっぱり、新選組、好きだな~。
なかでも、沖田総司は素敵だわ
短命の天才剣士

でも、沖田総司って、映画や小説の世界では美男に描かれていて色白の美青年のイメージがあるけど
本当は、ぶ男だった説もあるんだよね。
ヒラメ顔だったていう説も・・・・(汗)。
あとは、背が高くて色が浅黒くって肩がせり上がった感じだったとかとか。
こっちの方が信憑性がありそうな感じ。
近藤勇も土方歳三も写真が残っているけど、沖田総司は写真も何も残ってないから本当のところどうだったかは
謎なんだよね。
あと、結構色んなことが謎。
そんな、ミステリアスな感じも好きだな~
また、新選組熱が復活しそうです。


ところで、ガラリと話は変わって 『 新潮 』で連載されている髙村薫の 『 土の記 』。
隔月とはいえ、『 土の記 』 だけ読むために 『 新潮 』 買うのは、貧乏人のあたしにはきつい・・・
(だって高いんだもん)。
それに読み終わった 『 新潮 』 の始末にも正直困ってる。
けっこう分厚くて嵩張るし本棚の場所取ってるし。
でも、捨てちゃうのももったいないしなぁ。
「 図書館に寄贈しちゃおうかな 」 とか考えてます。
・・・で、今日、近所の図書館で 『 新潮 』 借りられないか調べたら取り寄せが出来たので予約してきました。
これからは、図書館で借りて読むことにします。
( よっしっ!! これでお金が浮くぞ~

あと、『 土の記・読書感想 』、一話ごとに感想書くのしんどいから 「 何話かまとめて感想書こうかな~ 」
って考えてます。
話の展開が地味だから、一話分だとあまり書くことないし、ある程度まとめて書いた方が良いかなって思ってます。

まぁ、すっごいいい加減な読書感想なんで誰も読んでないかもしれませんが・・・(汗)。

そういうことなんで、今後は 『 土の記・読書感想 』、不定期に記事上げることになるかもしれません。

ということで。


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総司 炎の如く


文藝春秋から発行されている、秋山香乃 著 『 総司 炎の如く 』(文春文庫)

DSC01521.jpg


知り合いに薦められて読んだのですが、すっごく良かったです。
あたしが今までに読んだ本の中で、5本の指に入るかもってくらい良かった。

新選組・沖田総司を中心に話は進み、新選組の試衛館時代から沖田総司の死までが書かれています。
同志の芹沢鴨の暗殺、池田屋事件、油小路事件など、歴史に忠実に書かれてあり目新しさはありませんが
著者が女性であるためか、新選組の面々がとても繊細に描かれています。

芹沢鴨の最期、山南敬助の切腹、土方歳三の孤独・・・等々、お涙場面は山ほどあるのですが、何と言っても
ラストの沖田総司の最期は、本当に切なくて涙無しには読めませんでした

新選組好き、特に沖田総司好きには堪らない本です。
新選組スキーな方には(特に女子)、絶対にお勧めしたい一冊です!!

だけど、お外では読まない方が良いかも。
だって、ホント泣けます。 切ないっす。
人目を憚らず泣いちゃう可能性あるから。。。。

芹沢鴨、山南敬助、土方歳三、近藤勇、沖田総司、そして、その他の新選組隊士達が切なくて儚くてホント泣けます(涙)。


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花粉の季節 (T_T)


先日、病院に行って花粉症の薬、貰ってきました。
診察料込で、結構お金掛かります。
病気でもないのに薬飲まなきゃいけないなんて
でも、飲まないと日常生活に支障が出るんです。


DSC01517.jpg


杉の木を無計画に植林した奴っ!! 
責任取れ~~~~~!!!


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拍手コメント、お返事


『 最近、こんな感じ 』 の記事に拍手コメント頂き、ありがとうございます m(__)m
お返事、畳んでます。

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紅茶のケーキです。


写真撮る前に、半分以上食われちまいましたが・・・・(汗)。


もちろん自分で作るはずもなく、買ってきたものです。
(わたくし、生まれてから今まで手作りケーキなんて作ったこと1度もございません・・・女なのに


DSC01514.jpg

真ん中に挟まってるのはバタークリーム。(・・・・バタークリームって、くどい)。
ちょっと生地がパサパサしていて、飲み物がないと食べるのがつらいかも。
生地に紅茶の葉が練り込まれているから、ミルクティとかと合いそう。
見た目はさっぱりしている様に見えるけど、けっこう、甘め。

たまに、無性に甘いものが食べたくなるんですけど、今がその時期。
ケーキとかチョコレートとか、やたら食べている気がします。
・・・・・太る(泣)。

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プロフィール

YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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