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マークスの山・実証見聞~涸沢小屋編

『マークスの山』で、森くんが捜査の為に登った《涸沢小屋》

右下に見える小屋が《涸沢小屋》らしい。・・・小屋と言っても思ったより大きく立派。
山小屋って、もっと小さくてボロいんかと思っていたが。
そして、《涸沢小屋》の後ろにそびえ立つ山が《北穂高岳》だそう。
                 
北穂高岳と涸沢小屋


*  *  *  *  *  *  *  *  *

《文庫本・下巻 33P》
森のほうは、富山から『PM2:25 剣沢小屋管理者が昭和五十年代の資料保存。早急な調査を要請済み』、長野から『PM5:10 涸沢小屋に昭和四十年代からの資料有り。明朝、上高地から直接現地へ確認に行きます』と知らせてきていた。これには合田はちょっとびっくりしたが、梓川沿いに徳沢から横尾、吊り橋という一般路なら、ビジネスシューズでも何とかなる。いくら仕事しか頭にない男でも、ナナカマドが真っ赤に染まった一年で一番美しい涸沢の景色くらい、目に焼きつけてくるだろうなと思った。 

*  *  *  *  *  *  *  *  *


《涸沢小屋》とその周辺の紅葉。 紅葉は(たぶん)ナナカマド。
右端に小さく映っているのが《涸沢小屋》だろうと思われる。 上の写真はたぶん夏なんだろうと思う。
              
涸沢紅葉


*  *  *  *  *  *  *  *  *

《文庫本・下巻 100P》
森は、苦労して登ったのだろう涸沢小屋で昭和四十年代からの古い台帳の綴りを片っ端からめくり、林原・松井の二つの名前を残らず捜し出して書き写していた。 

《文庫本・下巻 141P》
三日ぶりに見た森の顔は山の空気が合ったのか、顔色だけは見違えるように艶やかに変わっていて、合田はちょっとハッとした。しかし、一言声をかけようとした肝心の言葉が出てこず、口を開いたのは森のほうが先だった。 

*  *  *  *  *  *  *  *  *


捜査を外されてイジケ気味だった森くんですが、合田さんの助けもあり、(仕事とは言え)山に行ってちょっと気分転換出来たようですね。
涸沢の一面ナナカマドが真っ赤に染まった風景を観て、お蘭は何を思ったやら・・・・。
もしかしたら、この頃から本庁を出て島へ行くことを漠然とながらも考えていたのかな?

ちなみに、この《涸沢小屋》のくだりは文庫本のみです。
単行本には、森くんが捜査の為に単独で山へ登るシーンはありません。

森くんが登った《涸沢小屋》 & 合田さんが言っていた「ナナカマドが真っ赤に染まった一年で一番美しい涸沢の景色」は、こんな感じだったのでは。

と、いうコトで。



この《マークスの山・実証見聞~北鎌尾根・涸沢小屋・北岳編》は、ホームページからも観れます。
コチラの方が閲覧しやすいと思いますのでよかったらどうぞ。
      ↓
DAYDREAM/ウェブサイト


※写真はWikiより拝借

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きれいですね~

山っていいですねえ~。
犬でも猫でも、山に放つと途端に目が輝いてかわいい顔するものですよね。
ハッとしたという合田は森に 「ちょっとかわいくなった」 と言いたかったのかもしれない。 
へへへ。
あ、犬猫と一緒にしてすみません。

Re: きれいですね~

こぐまさん、こんばんは~!

ほんと、山っていいですね。
色々と山の画像観ていたら、なんだか無性に山に行きたくなってきました。
でも、これから夏にかけては虫がウジョウジョいそうです。
あたし虫が大っ嫌いなので、それは勘弁願いたいところです。
普段でも、デカい蜂なんかに遭遇すると金縛りにあいます。
もうあの、お尻の黒と黄のしましまが怖い・・・(涙。
あと、デカい蛾とか。
何かの拍子に家に舞い込んできたときなんかもうパニックです。

お蘭ちゃんは、犬ですね。
あたしもそう思います。
森くんは、ご主人様に従事する忠犬。
(しかし、捻くれてるから扱いがメンドクサイ。だけど扱い覚えれば結構使える)。
動物だから人間社会にいるとストレス溜まって疲れちゃう。
だからたまに、野生に帰って自然と戯れないとダメなのね、きっと。

山登りたくなってきました。
手始めに一番身近な『高尾山』かな。
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プロフィール

YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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