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マークスの山(単行本版)読書感想記・5

なんか、2~3日前からまた背中が痛いんですけど・・・・。

反り返る動作がシンドイです。
うがいをする時なんか上向くと、背中が攣りそうになる。

パソコンのやり過ぎかなぁ?
机と椅子の高さが、いまいち釣り合って無いんだな。
椅子の高さに比べて机の高さが低すぎる。

この前、ワックス掛けで筋肉痛になったって言ったけど、あれももしかしたら筋肉痛じゃ無かったのかも。
だいたいワクッス掛けくらいで、全身筋肉痛になるのもおかしな話だし。
パソコンが原因なのか・・・・?

もう、背中ピキピキいってます(泣。


やっぱり、歳なのかなぁ・・・・・(悲。


背中ピキピキいわせながら、『マークスの山 読書感想記・5』 書いたぞ。
興味のある方は、どうぞ。

 



マークスの山 読書感想記 その5

「係長。森の件ですが、納得いきません。森は重要なネタを掴んでいるので、森がいないと捜査に支障をきたします」「ここだけの話だが、森については、ちょっと困った噂を聞いている」「何ですか・・・・」「武道場で新入りを何度か殴ったそうだ」 (~途中略~) 「それは・・・・たまたま痒かったんですな」「痒い? なんだ、それは」「いや、何でもありません。事情を聞いてすぐに善処します。とにかく捜査には戻して下さい。成績上げさせますから」「稟議は上げてみるが、期待はするな」と林は無表情に言った。
例の写真週刊誌にスッパ抜かれた件で、出版社に殴り込みをかけた後のモヤシと合田さんの会話です。なおも森くんを捜査に戻そうとモヤシに食い下がる合田さん。ええ人や~。合田さんって自分では自分のこと冷血動物みたいに思ってるみたいだけど、実はすごく人のコト思い遣ってますよね。普段は(特にこの頃は)、口は悪いし、(特にお蘭ちゃんのコト)怒鳴り散らしてたりしてるけど結局はすごく色々と気に掛けてるんだよね~(涙)。 森くんは合田さんの気遣いに気付いてるのかしら? しかし、出版社のヤリ手の編集長との攻防戦でクールに編集長をやり込める合田さん、スッゲェかっこ良かったな~(惚。

一方的に電話を切って、別の電話番号のボタンを押しながら、合田は一瞬迷った。だが、結局全部の数字を押し、森のポケットベルを鳴らした。五分で森は交換台を通して七係の机へ電話をかけてきた。公衆電話で、高架下の電車の音が響いていた。《新橋です。第一京浜のそば》「三十分後に日比谷口で」《了解》 森は、桜田門からあまり離れずに、ポケットベルが鳴るのを待っていたのだろう。午後九時前だった。
本当は捜査で手一杯でやらなきゃいけない事が、山ほどある合田さん。捜査から外された森くんのことなんてかまっていられないのに、結局は森くんの元に向かうのねぇ。あたしだったら放っとくわ、あんな可愛くない部下。やっぱり合田さんお蘭ちゃんのコト・・・・。それにしてもマークスの頃の合田さんって、漢気がみなぎってるわ~

今年の秋は雨続きだ。日比谷口で会った森も、濡れそぼって白い息を吐いていた。アルコールの臭いはなかった。ダスターコートの肩をすくめて、まだ若い男が一人、酒も飲まずに夜の新橋辺りでひとり路傍に立ってられるのは、刑事か犯罪者か、森義孝ぐらいのものだ。
《刑事か犯罪者か、森義孝ぐらいのもの》って。森くんは刑事だし犯罪者以外は当てはまるじゃんっ、て、この文章に矛盾感じたのはあたしだけでしょうか? まぁそんなことは置いといて、森くんは、超絶捻くれてるし、ある意味世捨て人っぽいし、余裕で酒も飲まずにひとりで路傍に立っていられそうなんですけど。逆にみんなで酒飲んでワイワイ騒いでる姿の方が想像出来んわい。

「寒いな。どっかへ入ろう」「人のいるところで話は出来ません。そこの烏森神社へ行きましょう」 森の体調を優先するしかなかった。森は先に立って歩き出し、ちらりと合田の目を見て「今夜は最悪で・・・・」と眉根に皺を寄せた。 「痒いんか・・・・」「はあ」「ところで、武道場で誰かを殴ったか」「殴りました」とだけ森は答えた。「林に聞いた。やるんやったら、告げ口されんようにやってくれ」
きゃ~! ふたりのこういう会話、好きだわ~(萌)。 余計なことは一切言わない、と言うか、必要なことも端折り過ぎなんじゃないのー、っていう感じのやり取り。でも、一見冷たく感じるけど、本当はお蘭への愛情が詰まってる合田さんのお言葉。うふっ きゃ~ (勝手にやってろと、お思いのそこのアナタ、はい、勝手にやります。すみませんm(__)m)

森はぽりぽりやりながらメモに見入り、「警察に対する挑戦ではないですね」と言った。「ああ、違う」「《笑ってる奴ら》の一人が林原なら、松井もそうだったのかも」「ああ。笑ってるとは思わへんが」「笑ってはいないでしょう。世間に知れては困るような何かを抱えて、脅されて、警察にも言えずにおろおろしている者たちがいる。笑っているのは犯人です。これ、カツですよ」 森はあっさりカツ(恐喝)だと言った。 「林原が預金を解約したと知ったときに、そう思いました。恐喝が絡んでます」「ああ、恐喝だ」合田は内心畜生と思いながら、うなずいた。「早くケリをつけないと、もっと犠牲者が出る」「三人目は出しやしません」と森。「当たり前だ。だから急いでるんだ。林原、松井のほかに誰がいるのか、探すのが急務だ。大学の名簿を探すヒマがあったら、図書館で『司法大観』を当たる方が早いと思うが、それより先に山を当たってみてほしい。これは俺の勘や」
きゃ~、きゃ~、きゃ~、かっこええわ~ この切れ者刑事同士って感じのふたりの会話。 きゃーー!『カツ』って警察用語よねぇ? この警察用語をサラッと口にする森、萌え萌えだわ~(鼻血)。 恐喝だと見抜いていたけど先に森くんにサラッと言われて拗ねる雄一郎もかわええ~(涎)。

「・・・・そういえば、主任は登山をするんだったな。山のパーティというのは、何か特別なものですか」「俺は人と行くのが好きやなかったから、パーティというのはよう知らん。大学のころに山岳部の奴らと付き合った限りでは、何か特別な仲間意識のようなものがあるのは感じた。ほかのスポーツと違って命がかかってるから、エゴ剥き出しの醜い仲間の素顔も見るだろうしな。ほかのスポーツ仲間とはちょっと違うと思う」 「私らみたいだ」森はそんなことを言って、虚空に向かってひとり笑った。 「もう痒いのは治まったんか」「はあ。山の話を聞いていたら・・・・。アトピーに山の話が効いたんですよ、多分」
こっちはちょっとプライベートに踏み込んだ会話っ! こっちも萌え 「私らみたいだ」と、虚空に向かってひとり笑う森も、サラッと森くんのアトピーを気遣う合田さんもかっこええ そして、合田さんいわく、登山は人と行くのが好きじゃないってことだけど、例外がただひとり。あの人だけは特別だったのね。掃除機片手に六法全書読むあの男だけは・・・。 しかし、高村薫ってどうしてこんなに魅力のある男達を書くのが上手いんだろう? なかなか女性の発想からこれだけリアルな男って書けないと思う。現に高村小説読んで、高村薫って男の作家だと思ってたって人結構いるし。

珍しく、ほんとうに今夜は具合がよくなったからと言う森と、新橋でウィスキーを一杯ずつ空けて、合田は渋谷行きの電車に乗った。午後十一時前だった。碑文谷の本部で吾妻が苛々して待っているだろうとは思ったが、電車は決まったスピードでしか走らない。
合田さんが森くんのポケベル鳴らして連絡取ったのが午後9時前。30分後に日比谷口で待ち合わせ。森くんと別れて渋谷行きの電車に乗ったのが午後11時前。ってことは・・・きゃ~、1時間半ぐらい森くんと一緒にいたのねっ。捜査で手一杯なのに合田さんったら、1時間半も森くんと一緒にいたのねっ!やっぱり森くんの事、愛してるのねっっ (・・・・・はい、勝手にしますm(__)m)

靴音はすぐ後ろに迫り、やがて横に並んだ。名刺が一枚横から出てきた。某新聞社社会部とあった。名は根来。四十前後の、鼻筋の潰れた堅い横顔が見えた。「担当はどこです」「地検」あっさり男は答え、「そこに公園があるから」と、先に立ってまた一つ路地を曲がった。
根来登場!! 実はあたしはずっと根来のこと、『ねく』って読んでました。『ねごろ』って読むんですねぇ。あたしがそれに気付いたのはwowowで放送された『マークスの山』を観た時。根来役の小西真奈美が『ねごろ』って呼ばれてて「エッ!!『ねく』じゃないのっ!?」って、驚いた覚えがあります。

地検の中で、また泥仕合をやっている。今回は、陰湿な中傷の網をものともせずに泳いできた加納祐介が、くわえていたエサをひょいと網の外に投げてくれ、それに齧りついたのが自分だった。誰かに見られていたのではない。検察内部で何かのリークがあって、外に合田の顔があったら、一+一=二で加納が網にかかるだけのことだった。逆も然り。もう十年来そういう外圧の繰り返しだが、どちらもへこたれず、しぶとく生き抜いてきた自信はあった。
そうか、加納さんと合田さんは公認の仲なのか。周囲の連中はふたりのラブラブな関係を皆、知ってるってことなのね!・・・・・って、違ぇよっ!! まぁ、合田さんの元妻が加納さんの妹だったってコトは検察内部でも警察内部でも知ってるだろうし、そういうことなんだろう。合田さんも加納さんも、潰すか潰されるかっていう複雑な組織の中で、生きてるんだなぁ。そういう厳しい世界で生きてる男達・・・萌えだわ

今夜、あの根来という記者に、『気をつけてくれ』という一言を託した男がいる。それを受託した根来にとっては《良心の捌け口》だろうが、請託した男の思いの切実さは、百倍にもなって合田の血の中を巡っていた。
でもって合田さん、加納さんに守られてるのね~。加納さん、そっと合田さんのこと見守っているのね(涙)。そんな祐介の想いに気付かない雄一郎。・・・・切ねぇ(涙)。


                 
               ~ マークスの山・読書感想記  次回へ続く ~


なんだか『マークスの山』、長編すぎて、最後まで辿り着けるかどうか不安なんですけど・・・・・。
とりあえず、最後まで頑張ります。


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No title

満身創痍での、読書感想記、お疲れ様です~!!
またしても、楽しく読ませていただきました。

よく考えると随分長い間、「マークス」を読んだ覚えがないのに、そんなに離れている気がしないのはyukiさんの感想記のおかげですね~。美味しいところを上手くピックアップしてくれてるし。
でも、読んでて思うのは、yukiさんが森ファンと同時に合田ファンだなってことi-178
まあ、高村ファンのほとんどがそうでしょうけど(๑≧౪≦)
いつも愛あるコメントを頷きながら読んでます。

ところで私は、「ネゴロ」さんを勝手に「ネコシ」さんって読んでました。
もっとすごいのは、「マークス」の間中、合田さんを「アイダ」さんと読んでたコト!! 「照柿」の最初にあったルビを見てひっくり返りました。「私のアイダ刑事はどこへ~?!」(←その時既にアイダ刑事として惚れてた)
高村先生の作品って、主人公が合田、幸田、吉田、島田と「田」ばっかり(準主役で野田もいたね)とか、組長や歯科医の秦野がいたり、検事が加納、友納とか(笑)。絶対に安易に付けられてる気がする~。その中では「根来」氏は異例ですよね。

さてさて、何だか体調不良続きですね…。
暑くなるし、ご自愛くださいませ。

そうそう、私、アニメのリヴァイ様は、あの刈り上げの部分が気になって…。漫画押しですかね(笑)

Re: No title

まよこさん! こんばんは~。

満身創痍って訳じゃ無いんですけどね。
ただ、朝起きるとなぜか体中が痛いっていう・・・・・。
たぶん、運動不足のパソコンのやり過ぎ。
しかもあたし、姿勢がめっちゃ悪いからそのせいだと思います。
前も仕事が忙しい時に、ずっとパソコン入力に追われてて腰痛めたことがありました。
要するに歳なんですね~。

ところで、『マークス・感想記』に、早速コメント頂きましてありがとうございますm(__)m
美味しいところをピックアップという、お褒めの言葉嬉しいです。
だけど、ホントあたしの独断と偏見で森くんの出てる場面を重点的にピックアプしてるんで
森くんファン以外の方が読んで面白いのかどうか・・・・(汗)。
初めの頃は「他の人が読んでどう思うだろうか?」っていうのを結構気にしながら書いてたんですけど
最近は「もういいやっ」って感じで暴走しています。
「例え誰も賛同してくれなくても我が道を行くわっe-282」って感じで開き直ってますっ・・・すいません。

そうそう、あたしは合田さんのことも大好きですよ~。
だいたい、合田さん無しでは森くんを語れない。
合田さんとセットの森くんが好きなんです。

そして、まよこさんは「ネコシ」ですか。
あたしは、疑うことなく「ネク」だとずっと思ってました。
でもさすがに「合田」は「ゴウダ」って読んでましたよ。
何でちゃんと読めてたんだろー?・・・・・昔のことなので忘れました(笑)。
確かに高村小説に出てくる人達の名前って、安易につけたっぽい感じありますよね。
高村センセーもインタビューで「小説に出てくる人物の名前は、適当につけてる」って言っていた記憶があります。

それから『進撃』。
アニメ観てからめっちゃハマッて、今日とうとう図書館で漫画本予約入れました。
しかし、さすが人気漫画、予約すでに24人待ち。
「いつになったら読めるんだっ」状態です。
この際、コミック本大人買いしようかどうか考え中です。

大阪は凄い猛暑らしいですね。
まよこさんも体調など崩さない様に、ご自愛くださいませ。
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プロフィール

YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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