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七係シリーズ読書感想記 《情死編》2

毎日、暑いですね。

梅雨が、明けたようですが
いきなりガーッと暑くなって、もう死にそうです。

やっと、七係シリーズ読書感想記 《情死編》 後編 書きました。


未読の皆様、ネタバレ有ります。ご注意ください。





警視庁捜査一課第三強行犯捜査第七係 第四話 《情死》


3日目の朝、本庁から転送された肥後宛の私信の中に、ダイレクトメールのハガキ数枚が混じっていた。肥後は他の私信の何通かはポケットに入れたが、ダイレクトメールのハガキは全部、その場で破ってクズかごに捨てた。 それをまたご丁寧に拾ったのは手癖の悪い森で、破られたハガキの破片を1枚分かき集めて、そっと合田に見せたのだった。
手癖の悪い森・・・・。 ほらね、また出てきたでしょ。 この七係シリーズの森くんの扱いったらもう・・・。森くん、ほんま散々な言われようっす・・・(涙)

ハガキは、新宿伊勢丹にあるブティックのダイレクトメールで、カラー印刷の表は、イタリア製秋物紳士服の写真だった。その下のわずかな余白に、『先日お買い上げのジャケットは、いかがでございましょうか。檜山瑠璃子』とボールペンの手書きで書いてある。
捜査本部が立った8月16日の朝、肥後が着てきた、新しいサマージャケット。肥後いわく「ヴェルサーチだぞ、ヴェルサーチ」。 その肥後のジャケットを見た雪之丞は「サバの鱗ですな」と呟く。そのいわくつきのジャケットは、どうやら新宿伊勢丹で買ったものらしいと、ここで判明。 しかし、ヴェルサーチって、あたしもよく知らないけど、なんかド派手でチンピラが着る系ってイメージあるんだけど・・・? 違ったかな?? 肥後にヴェルサーチってどうなん・・・・?。 だけど、この肥後のおっさん、愛人をとっかえひっかえとか、ヴェルサーチとか、大柄短足の西郷隆盛だろ? 愛人とかヴェルサーチとかぜんぜん似合わない気がするんだけど。前から、なんでこの人に愛人いるんか不思議でしょうがないんですけど。そんなモテキャラには思えないんだけど。

ひたすら気乗りしない思いで、えんえんと聞き込み先を回りながら、タイムテーブルの空白を埋めていた日々、ちょっと脱線した先で、合田と森は余分な知識も仕入れた。 昼下がりの新宿通りを歩いていたとき、何気なしに呼吸が合って、「ちょっと、覗いてみようか」と伊勢丹本店に入り、例の紳士服のブティックに立ち寄った。何食わぬ顔で森と2人、秋物に変わったスーツやジャケットなどを数点眺め、値札を見、顔を見合わせた。どれもこれも完全に桁が1つ多い。声も出ずに、こそこそ引き揚げた。
きゃっ!きゃわゆい。朴念仁コンビ ヴェルサーチなんて買ったことないのね、きっと。 合田さんは、自身はファッションとかに興味無さそうだけど、加納さんが、アレコレ世話焼いてくれてそうだな。加納さん、育ちが良いし何気にセンス良さそう。「雄一郎、こんなの似合いそうだぞ」とかセンスのいい服、薦めてくれそう。きゃっ 羨ましいのぅ、そんな人が傍にいて。その存在に、早く気付かんか、雄一郎!! しかし、合田さんはとにかく、お蘭ちゃんは、ヴェルサーチなんてゼッテェ似合わなそう。だいたいブランド品と森くんって、ありえない組み合わせ。ぺんぺん草がブランド品着てたら絶対、笑えると思う。ぷっ。(←ほんとに、ファンかよっ!)

デパートを出てから、森が「肥後さんのジャケット、3万じゃなくて30万ですよ、あれ」と呟いた。多分、そういうことだろう。バーゲンで半額になることはあっても、10分の1の値段になることなど有り得ない。人が着ているものなど、たしかにどうでもいいことだが、桁外れの話になると、さすがにちょっと気になった。
やっぱ、この朴念仁コンビ、ホント私生活はイケてない感じ。 ヴェルサーチの値段の相場なんて、まったく知らないのねぇ~。ぷぷっ。 (あたしも知らないけど)。 こんなんで、プライベートは大丈夫なんだろうか? 2人の私生活が心配だ。 まぁ、合田さんは加納さんがおるし、森は将来、嫁貰うし(涙)。余計な心配やな。

合田はちょっと迷いつつ、ジャケットのポケットにいつも入っている財布大の革のサックを取り出した。手袋をはめた手でドアの錠前部分を軽く撫で、目を走らせ、警報装置のついた特殊錠でないことを確かめた。 サックの中には錠前屋が使うギザギザの凹凸のあるピックが6本入っている。普通のシリンダー錠なら、数秒で開けることが出来る。気乗りしない思いで、試しにピックの1本を鍵穴にさし込み、軽く上下させてみる。ピックを取替え、同じように鍵穴の中のピンにピックの凹凸を噛み合わせて回してみる。 3本目で、シリンダーは簡単に回った。廊下に目をやりながらドアを開け、素早く自分の身を中に滑り込ませた。
行方不明中の事件関係者宅に忍び込む合田さん。 いくら捜査の為とはいえ、こんなことやって良いのか!? ほとんど泥棒と変わんないじゃん! これって、大丈夫なんか? 捜査方法に問題ないんか? ・・・・それにしても合田さん、ジャケットのポケットにいつも入っているって、そんなもん、いつも持ってるってコトは、しょっちゅうこんな事、やってるってコト? 人ん家の鍵、そんなに簡単に開けられちゃうってコトは、逆に犯罪も出来ちゃうってコトだよね!? こ、こわぁ~。・・・でもちょっと、かっこええ  しっかし刑事って、こんなこと朝飯前で、みんな出来るんか!? 

合田は入ってきた時と同じように、静かに部屋を出、廊下に目をやりながら、ピックで鍵をかけ直した。 ~途中略~  やっと背筋を伸ばし直して歩き出そうとしたら、斜め向かいのエレベーターが止まる音がした。 エレベーターのドアが開く前に階段口まで走れるか、目で測るうちにタイミングを逸した。
合田さん、まじ、犯罪者スレスレの事やってます。 事情を知らない人が見たら、絶対怪しい奴ですよ。 っていうかココだけ読んだら、犯罪者としか思えない。でも、警察官・合田もかっこええけど、犯罪者・合田もカッコイイかも

エレベーターから、若い女が出てきた。素知らぬ顔を作って入れ違いにエレベーターに乗ろうとした合田の頭のすみに、鈍い光がちらりと過った。 「あの・・・」ととっさに合田は声をかけた。あれが檜山瑠璃子か。肥後に30万のジャケットを売った女の顔を見ながら、合田は次の言葉に詰まった。 「何か・・・・」「あの・・・・伊勢丹の紳士服のお店におられる方ですか・・・」「何かご用でしょうか」 女は、つけいるスキのない厳しい無表情の上に、目の奥で相手を品定めしていた。手強いなと思いながら、合田は言葉を探した。 「先日、私の知り合いがお宅でヴェルサーチのジャケットを買ったと言ってました」「それが、何か・・・」「いえ、別に」「私、急いでますので」女はさっさとドアの中に消えてしまった。
この一連の行動、やっぱ不審者だよ、合田さん。 一応、この瑠璃子って女、事件の地どり区域内の住人の1人ではあるが、それにしても初対面の女に、急にこんな声かけるか、普通? 1つ間違えれば、変質者と思われて警察に通報されかねないんじゃね。 あたしだったら、絶対不審者だと思うぞ、合田・・・。 しかし、合田さんと話が出来るなんて、羨ましいぞ、瑠璃子。


(かなり)無理やり 【まとめ】
   
結局、合田さんが違法捜査スレスレ(?)で、忍び込んだ家の住人は、死体となって発見される。それが冒頭の海から引き揚げられた車の中の遺体の人物、井原。 死因は妻を伴っての心中。瑠璃子は、その井原の不倫相手。
この事件は、痴情のもつれから起こった殺人事件で、通り魔の仕業じゃなかったってコトっす。



以下 【肥後と合田さんの会話】

「肥後さん、井原が女房を道連れに死のうと思った気持ち、分かります?」 
「まあ、あの井原の性格なら、人ひとり殺してしまった人生を刑務所で清算する気概や忍耐はなかったでしょうな。気概があったら、女房に20年もぶら下がれますか。瑠璃子にちょっかい出したのも含めて、易きに流される不甲斐ない人生だったんですよ、結局は」
「ところで、井原と瑠璃子はずっと続いてたんですか」
「井原はそう思っていたらしいが、私が瑠璃子と話してみたところ、瑠璃子の方はちょっと何というか・・・・。瑠璃子にしても、東京で10年も独りで生きるにはいろいろあるんですよ。ときには男にすがったり、ときには優しい気持ちになったり。それで、ふと我に返って、こんなのはみんな虚しい一時凌ぎだと思うんでしょうな。あれも、孤独な子ですよ」
「俺たち、肥後さんがあの子に入れあげたんだと思ってました」
「ご冗談を。井原が吊るしのジャケット1枚に28万はたいたって話をするから、私は初め、女に騙されたのかと思ったんですよ。で、ちょっと店を覗いてやろうと思ったんですが、正札見てぶっ飛んで・・・・・」
「俺もぶっ飛んだ。森と2人で逃げました」
「ハッハッ、そいつは私の勝ちだ。私は買いましたもんね。このやろうと思って。うちの女史には内緒で」
「ほんとは、瑠璃子に少しは惚れてたんでしょうが。ここのとこ、ぼんやりしてたくせに」
「さあね・・・・。そんな気持ちになれるもんなら、なってみたいですな。若いきれいな子を見て、ふらふらとなることも出来ないのが、齢45の現実だ。主任、あんたもそのうち私の気持ちが分かる様になると思うが、10年早いですよ、10年」
「ま、覚悟してます。乾杯」
「乾杯」
この合田さんと肥後のおっさんの会話、ほのぼのしているというかなんというか。 なんかいいなぁ。 森くんもたまには、合田さんとこれくらい喋ってほしい。合田さんと森くんが2人の時って、いっつも悲しいくらい会話ないよね~。合田さんも、肥後さんだと喋るんかい(悲)。 まじ、会話の無い朴念仁コンビ。・・・・でも、大好きよ

       

       七係シリーズ 第4話 読書感想記 《情死編》 後編  【完】




今回は、森くんの出番が非常に少なく、特に後半はほとんど出てこないのが、つらかった。
合田さんも地味だし、抜粋するとこが無い・・・・
パソコンの前で、固まることがしょっちゅうでした。

最後は、かなり強引にまとめちゃいました。
なんか、相当無理がありますね。 
でも、いいんです (よくねぇよ!)
締めは、合田さんと肥後のおっさんの会話を原作から丸映しで、手抜きです。
ホント、こんなんで、すみません m(__)m


ここまで、お付き合い下さいました、あなた様

本当に、ありがとうございました

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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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