『東京クルージング』 マンガ化の巻・1

2004年に宝島社から発刊された 『 髙村薫の本 』 という本を、皆さんご存知ですか?
この本の中に、あの幻の作品である七係シリーズの 『 東京クルージング 』 を漫画化した作品が収録されているのです。
まぁ、高村ファンである皆さんの中には知っている方も多いと思いますが。

以前 『 照柿 』 を漫画化したものをこのブログにもUPしましたが、今回は、この 『 東京クルージング 』 をちょっと
記事にしてみようかな~、なんて思っちゃったりして。
著作権問題とかに引っかかったりしないか心配だったりするんですけど、もう10年ぐらい前に発刊せれたものだし、
見たことないから、どんなだか興味があるという高村ファンの方の為にも、一部をUPします。

っていうか、この 『 髙村薫の本 』 に収録されている 『 東京クルージング 』 のお蘭ちゃんの絵がとっても気に入っているので、あたしの自己満の為に載せたいっていうのが本音なんですけど・・・・(汗)。

とりあえず、漫画 『 照柿 』 と比べてみるのも楽しいかもです。

ちなみにこの漫画を描いているのは、浅羽ナナコ さんという方です。


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一応、中身は畳んでおきますので興味のある方はどうぞ。





~ 『 髙村薫の本 』 収録 マンガ版『 東京クルージング 』 その1 ~


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電話の音と同時に、右手を枕元の受話器に伸ばし、左手で目覚まし時計を摑む。これは条件反射だ。だが左手は、時計を摑む前に枕元に伏せてあった本をひっかけ、それを滑り落としてやっと目当てのものを探り当てた。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
う~ん、寝起きで寝癖の合田さんの後頭部が、かわゆ~い! なんか、母性本能をくすぐられるわん




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本庁六階大部屋の宿直の声が《そら、主任。七係のお出かけだ》と言った。その声を聞きながら、合田雄一郎は盃の最後の数滴をすするように、最後の数秒の眠りを惜しんで、時計を見るために開けた目を再び閉じる。
《場所は京成上野駅正面口横。変死体。四十三歳の福岡の会社員。急げ》「了解」
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
これが、漫画版『 東京クルージング 』 での合田雄一郎。どうですか?この合田さん。 イメージと違う?




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それから間もなく、新たな一人が、雪の中をジャンパー一枚の軽装で駆けてくるなり、先客三人にぶつかり、押し退け、その間に割り込んだ。たちまち「このやろう」「バカ」などと罵声が飛んだが、三十歳の森義孝巡査部長は、意にも介さない無言で遺体に手を伸ばす。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
ちなみに、上/左・又三郎、 上/右・合田さん、 下/左・雪之丞、 下/中央・お蘭、 下/右・薩摩肥後 です。
森くん、ええわぁ かっこ良すぎる?原作では3枚目のぺんぺん草なのに? そ・・それは言わないで・・・(汗)。





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「遅いじゃねえか」と肥後が森をつつく。「ホトケ、ほしけりゃ、やるぜ」と又三郎。
「ホシを下さい」とだけ、森は応える。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
ほえ~。萌え~ この森くんが、あたしの脳内での森くんのイメージにピッタリなのだ!! 
あたしの脳内では、ぺんぺん草ではないのだ!!





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「死ぬ理由のないサラリーマンひとり、とにかく死んだんだ。殴った奴を探さなきゃなるまいよ。まず解剖。どのみち傷害致死か殺人だ。俺たちの仕事だ。ありがたく思おうぜ」 吾妻ペコはそう言いつつ自ら大欠伸を洩らした後、すぐさま「ちょっと!」と上野署の捜査幹部の方へ片手を挙げた。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
上段・合田さん、 下段、左から薩摩肥後、雪之丞、森くん、又三郎。
合田さんはイメージ的にどうかな?微妙ですかね?





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「今朝は遅かったな」「タクシーが捕まらなかっただけです」「へえ」 捜査一課二百三十名の中でも、もっとも口数の少ない合田と、まったく私語を吐かない森義孝が組むと、道中はいつも沈黙行になる。それでも、合田は努めて何かを言い、森も一言ぐらいは応える。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
ほぇ~! この2人のそっけない会話が好き ここの場面を絵にすると、こんな感じ?




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「主任、読んでしまったスポーツ紙をカバンに入れますか」「いや。捨てる」「私も捨てます」
森が言ったのはそれだけだった。あの可哀相なサラリーマンが、アタッシュケースに折り畳んだスポーツ紙を入れていたのは、言われてみればたしかに注目すべきことだ。
【 七係シリーズ・東京クルージング より 】
*   *   *   *   *
あたし的には、漫画『 照柿 』 よりは絵のレベル、かなり良いと思うのですが・・・・。
皆さんは、どうでしょう?




                            


森くんが、今風の兄ちゃん的(?)な感じで描かれていて、あたしはこの 『 東クル 』 の森くんがすごい好きなんです。
森くんはすごい気に入っているんですけど、合田さんがちょっと微妙かな?
合田さんファンの方は、この合田さんはどうなんだろう? O.K?
気になります。

さて、今回は、あたし的に気に入っている部分を抜粋してUPしたんですが、まだあるんで次回に続きます。
もう、やんないでいいよ~、と思われても次回もやります。
何と思われようと続きます!!
自分が楽しけりゃ、良いんだも~ん!!!

お粗末さまでした m(__)m


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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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