合田さんの1987年の足跡を辿る企画・2


『 太陽を曳く馬 』 再読、始めました。

そしたら、びっくり!!
前回の記事で書いた 「 合田さんは、1987年当時は北沢署勤務だったのか? 本庁勤務だったのか? 」
という疑問の答えがあっさり、書いてありました!


                                    


そうだ、あれは夏に貴代子が家を出てゆき、暮れに離婚が成立した年だった、と。おまえはまだ二十八で、私生活の失敗を失敗と認めるにも若すぎ、自信喪失する代わりにひたすら仏頂面に磨きをかけていた、あの八七年の十二月初め、当時勤務していた北沢署管内の、世田谷区羽根木の立て込んだ住宅地の木造アパートで、餓死した中年女性の腐乱死体が見つかったのがきっかけだった、と。
【 太陽を曳く馬/単行本・上巻 P44 】

あ~、1987年当時、合田さんは北沢署勤務だって!
そうか、北沢署勤務だったのか。 
本庁からの派遣組ではなかったのかぁ。
しかもやはり、貴代子との離婚が成立した年だった。
こんなに早く、疑問が解決するとは思っていなかった~。
っていうか、『 太陽を曳く馬 』 は、2年くらい前に読んだはずなのに、ここの部分はまったく記憶に残っておりませんでした(汗)。
あたしはいったい 『 太陽を~ 』 のどこを読んでいたのでしょう?
自分の読解能力の低さに、自分で驚いてます(汗)。
・・・ところで、1987年北沢署時代の合田さん、やっぱり貴代子との結婚生活が破綻したばかりだったてことは
離婚で打ちのめされて傷心の合田さんは、毎日やさぐれながら北沢署の玄関を出入りしていたのは間違いなさそうですねぇ。
傷心&やさぐれの若き合田さんを、想像してみる・・・・・(萌え


*    *    *    *    *


女性は杉田初江といい、埼玉にいた身内が遺体の引き取りを拒否したので、おまえは遺品のハガキの差出人の住所を調べ、青森の西津軽へ電話をかけた。 しかし、そのとき最初に電話口に出た男が福澤榮代議士その人だったとは想像もせず、翌日再び電話をかけてやっと福澤彰之を名乗る本人が電話に出ると、なるべく早く上京するというあいまいな返事だったが、翌日の昼に福澤榮急死の一報が流れ、死亡した場所が前々日から電話をかけてきた当の寺だと分かるともう、遺体の引き取りどころではなかった。
【 太陽を曳く馬/単行本・上巻 P44 ~45 】

おお~! 再度、普門庵に電話をかけてきた若い刑事というのも、やっぱり合田さんだったんですねぇ。
これで一気に問題解決です!! すっきりした~。
ってか、みなさん、とっくにご存じでしたか? 知らなかったのは、あたしだけ?
(だとしたら、とんだピエロだ・・・・汗)

しかし、28歳当時の合田さんは、あたしが思うにもう本庁勤務だった可能性が高いと思う。
合田さんは、同期の大卒組の中でも昇進がかなり早かったみたいだし、ノンキャリアだけどエリートっぽいし。
ということは、1987年当時合田さんは、本庁勤務だったけど長期研修で北沢署に出向中っていうのが
一番有力な説ではないかと・・・・勝手に結論づけてみる。

ところで、1987年は貴代子との離婚が成立した年。 ということは、加納さんが合田さんに向かって
「別れないでくれ」 って言って、泣いた年だよね?
この時、加納さんはどこに居たんだっけ??
『 マークス 』 か、『 照柿 』 の本文中のどこかに書いてありそうだけど、探す気力がありません。
あの膨大な文中から探し出す気力は、さすがにありません(汗)。
『 太陽~ 』 読んでればその内どっかに出てくるかな?
何か出てきたら、記事にするかも・・・・。

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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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