『太陽を曳く馬』考察

髙村薫の 『 太陽を曳く馬 』 を再読中ですが、この本のタイトルにもなっている 『 太陽を曳く馬 』 とは
何なのか、ちょっと調べてみた。
アルタの岩絵の中の一つに、そういう絵があるらしい。

という訳で、アルタの岩絵というのをWikiってみた。
アルタの岩絵というのは、ノルウェー最北部、フィンマルク県のアルタにある先史時代の岩絵(ペトログリフ)群
の事らしい。

実際のアルタの岩絵は、こんな感じらしい。
         ↓
アルタの岩絵1 アルタの岩絵2

アルタの岩絵3 アルタの岩絵4

上記の岩絵は 『 太陽を曳く馬 』 ではないと思うけど、大体こんな感じの絵だと思う。
( がんばって検索してみたけど 『 太陽を曳く馬 』 の画像は探し出せませんでした )。

ちなみに、『 太陽を曳く馬 』 は事件当時、秋道の部屋にあった絵(カラーコピーされた図版)ですね。

・・・・こんな、原始人が描いたような絵に何の意味があるんだろうか・・・?


そして、もう一つ、事件当時の秋道の部屋で印象的だったモノが、壁や床一面に塗りたくられていた赤色。
正式には、バーミリオンという色。
これがどんな色だか、調べてみた。

こんな色。
画像を直接貼り付けられなかったので、興味のある方はこちらに飛んで下さい。
         ↓
http://www.color-sample.com/colors/406/

バーミリオンって、もっと真っ赤な赤だと想像していたのですが思ってたより淡い感じの赤なんですね。
日本語で言うと、朱色に近いのかな。
  ↑
【 訂正 】
どうやら、パソコンの画面からだとモニターの角度や、機種などの諸々の事情で微妙に色の見え方が
違ってくるようです。
バーミリオンの正確な色を知りたい方は、本かなんかで確かめた方が良いかも。


それにしても、『 太陽を曳く馬 』 という先史時代の岩絵といい、壁や床を塗りたくっていたバーミリオンといい・・・・(溜息)。
やっぱり、『 太陽を曳く馬 』 難解だわ~(泣)。


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こんにちは~

太陽を曳く馬の絵がどんなだったか、観てみたいですね~。
バーミリオン、個人的には、もっと鉄っぽい色であってほしかった。笑

私はあの塗りたくりシーン、絵を描くという行動は、湧き上がるような衝動だったり、とにかく理屈ではない生理的な欲求に似ていて、それを爆発させたいという感覚は、絵に限らず、誰にでも憶えがあるものかもなー、などと考えたりしました。
原始人も私たちもそう変わらないなと思います。
高村さんの小説の、そういう “精神的、生理的あるある” を絶妙に示してくれる感じが、たまらなく好きなところだったりもします。

『太陽・・』、時々ふと読み返したくなりますが、あの難解さを思い出すと、やや腰が引けます。笑

Re: こんにちは~

こぐまさん、こんばんは。

太陽を曳く馬の岩絵、探しても出てきませんでした(悲)。
アルタの岩絵の中の一つらしいですが、紀元前4200年から500年頃に描かれたものらしいですから、もしかしたらもう風化してしまってるのかもしれないですね。
でも、数あるアルタの岩絵の中で、なんで『太陽を曳く馬』だったんでしょうね。
「タイトルにもなっているぐらいだから、この絵に何かの意味が隠されているのかも」とか思いながら読んでます。
あとは、文中に頻繁に出てくる、バーミリオン。
この2つがどんなものなのか分かれば、髙村薫の『太陽を曳く馬』が、少しは理解出来るかなと思って調べてみましたが、余計分からなくなりました(笑)。

『新リア王』も、しんどかったですけど、また別の意味で『太陽を曳く馬』も、しんどい。
・・・いえ、しんどいというより難解。

でもあたし今回は、なんか秋道に感情移入しながら読んでます。
前回は、ただひたすら不気味な印象があったんですが今回は「もしかしたら、秋道は純粋な人間なのかも」とか思ってます。
人間が作り出した、色んな常識や概念に一切囚われていない、ある意味、自由で純粋な人間なのかも。
「そこら辺を一番理解してあげているのが、福澤彰之なのかもなぁ」とか思ってます。
いや、ほんとのところよく分かりませんが・・・・。

秋道の思考や行動は、凡人には理解できませんが秋道には、もしかしたら凡人には見えない光が本当に見えていたのかもしれませんね。

・・・と、偉そうなことを述べましたが本当のところ、『太陽を曳く馬』全く理解出来てませんです(汗)。
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プロフィール

YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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