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リヴィエラを撃て (下)


※ ネタバレ有りますので、ご注意ください


《 リヴィエラを撃て・下巻にて新たに加わった登場人物 》 ( リヴィエラを撃て・文庫本/下巻より )

ロナルド・ハンフリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ロンドンの米国大使館参事官

ボビー・アレン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ CIA 職員

《 エルキン 》 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ MI 6 職員。 《 ギリアム 》 の部下

サー・アーノルド・バーキン ・・・・・・・・・・・・・・・ キム・バーキンの父。 英国議会の重鎮

田中壮一郎 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 元外務省職員。 大学教授

*     *     *

『 リヴィエラを撃て 』 下巻、読み終わりました~。

そうそう、思い出した!
こんなラストだった。
めっちゃ、良かった。 でも、面白かった、という言葉は当てはまらないな。
なんというか・・・・・う~ん、深い深~いストーリーでした。
そして、ずっしりと重い。
かなり話が複雑に入り組んでいるし、私たち一般市民とは全く別世界の話なので100%理解出来たかと言われたら
理解出来た とは言えませんが胸にずしりとくるものは感じた。
『 リヴィエラ 』 を読み終えて思ったのは、「 何が本当の正義で何が本当の悪なのか? 」 ってこと。
( これは、『 マークスの山 』 読み終えた後も同じこと思ったな )。
政府もテロリストも結局やってることは変わらないんじゃないかと・・・・。
テロリストも酷いけど、国益という魔物を守るために各国政府がやっていることは、これは人間として許されるのかと。
「 何が正義で何が悪なのか 」 というのは永久に答えが出ないことなのかもしれない。
正義や悪なんてものは、その時代時代で変わるし、国によっても変わるだろうし、個人の立場によっても変わりそうだし。
コインに裏表があるように、正義がひっくり返ったら悪になって、悪がひっくり返ったら正義になる。
絶対的な正義と悪なんて無いのかも。
結局、神のみぞ知る ってことなのかな?
改めて、そんなことを考えさせられました。

しかし、話のラストの方で、アーノルド・バーキンが出てきたけど、アーノルド・バーキンの存在を全く覚えていなかった
あたしっていったい何なんでしょう!!!・・・・・・・・・・・・・

【 ネタバレの為、隠してあります。ご覧になりたい方はマウスをドラックして下さい 】
                       ↓
アーノルド・バーキンは、キム・バーキンの父親で 『 リヴィエラ 』 のストーリーのカギとなる重要人物のひとりなのにっ!
昔、読んでたはずなのに、まったく全然覚えてませんでした。
この人が登場した時、「 エーッ! なにこの展開っ!! 」 ってひとりで叫んでしまいそうになった程の衝撃でした。
・・・つうか、すっげぇ話の核心の部分をすっぽり忘れてるんですけど、あたし・・・(汗)。
きっと、十数年前のあたしは、話が難しすぎて 『 リヴィエラ~ 』 のストーリーを十分理解出来なかったんだろうな~。

あっ、あと 《 謎の男・リヴィエラ 》 の正体は判明しました・・・・が、何故、あたしの中で 《 リヴィエラ 》 の記憶が曖昧だったかはラストまで読んで、なんとなく納得しました。
リヴィエラは・・・・・・・あぁ、そういうことだったのか的な。

しかし、なんといっても 「 リヴィエラ~ 」 の魅力は出てくる男たちが最高にカッコ良いってとこかな。
言うなれば、勝ち目のない巨大な闇の魔物に立ち向かっていって儚く散っていく男たちのストーリーなのかな・・・と。
とにかく、『 リヴィエラを撃て 』 素晴らしい小説です!
特にラストは鳥肌モノの素晴らしさで感動の嵐でした。!!
まだ読んだことの無い方は、お勧めです。
ぜひ、読んでみて下さい。


DSC01709.jpg


最後に、こんなにすごい小説を書ける髙村薫は、やっぱりあたしの中では、No.1の作家です。


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コメントの投稿

再読意欲が湧いてきた

拍手したらわんこが出る❤ と思ってたら。
かわいいです。笑

『リヴィエラ・・』は、実は私、内容をボンヤリとしか憶えてません。
なんか感動した・・!ということと、暗いイギリスの田舎の風景の記憶しかない気がします・・
物語に出てくるクラシック音楽を棚から探し出しては聴きましたが、それもどれだったか・・汗
私ももう一回読めば、クリアになるかもしれない! と思いました。
ある意味、もう一回感動できるのなら、儲けものですよね。
秋の読書リストには『リヴィエラ・・』も入れときます。

Re: 再読意欲が湧いてきた

こぐまさん、こんにちは。

おっ! こぐまさんも『 リヴィエラ~ 』経験者ですかっ!
あたしは、十数年ぶりに『 リヴィエラ 』読み返したんですが、やっぱり良かったです。
でも、あたしも話の内容をかなりの部分で忘れていて、今回読んで新たに 「 こんなにすごい話だったんだ 」と再認識した次第です。
なんか、本当にこんな世界が存在するのかと半信半疑でしたが、多分本当にこういう世界って存在するんでしょうね。
スパイとか情報部員とかCIAとか、そこに政府も絡んで・・・・。

髙村薫の小説を読んだ後って、すごく色々考えさせられて中々現実の世界に戻ってこられなくなります(笑)。
でも、髙村小説で色んな事、学びました。
自分の知らなかった世界がこんなにあるんだなって。
髙村薫に限らず、本からは色んなことを学べますよね。
だから、読書ってやめられない。

そうそう、『 リヴィエラ 』を読むと、大自然に囲まれた暗いイギリスの田舎町の風景が目に浮かびます。
それと、シンクレアが奏でるピアノ協奏曲がきこえてきそう。
あたしも、『 リヴィエラ 』に出てくるクラシック音楽、聴いてみようかな。

『 リヴィエラ~ 』めっちゃ良いですよ!!
ぜひぜひ、この秋の読書リストにお入れください。
2度、3度と読む価値はありそうです。
再読で新しい発見が出来るかも!!

あっそれから、拍手画像!
もしかして、アルパカちゃんが出ましたか!?
かわいいでしょ~(笑)。
一応ランダムに、わんちゃんとアルパカちゃんが出るように設定しているんですが、ちゃんと機能しているのかがいまいち不安・・・(汗)。

コメント、ありがとうございました~。
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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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