四人組がいた。



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ネタバレ有りますので、未読の方はご注意ください。




この前、暇つぶしに図書館に行ったら、たまたま、髙村薫の 『 四人組がいた。』
が有ったので、早速借りて読んでみました。
これ、『 オール讀物 』 で連載されていたヤツですね。
四人組、噂には聞いていたのですが、連載時は読む機会がなくスルーしてました(汗)。

この 『 四人組がいた。』 は、いちばん髙村薫らしくない小説・・・
と言ってもいいような印象を受けました。
髙村作品はたぶん全て読んでいると思うんだけど、その中でもいちばん髙村っぽくない感じ。
日本昔話チックというか、おとぎ話チックというか、コメディチックというか。
なんとも不思議な世界観をかもし出してます。
他の髙村作品とは違って、軽い感じでサクッと読めてしまうけど、しかし
唯一 「髙村っぽいなぁ」 と思ったのはコメディチックな作風の中にも
現代の日本社会を冷静かつ的確に風刺しているところかな?

これは現実世界の話なのか、夢の中の話なのか、読んでて常に?マークが頭の中に浮かんでたけど
結局、最後まで???でした(汗)。
だいたい、四人組の正体も何なのか解らないまま終わってしまった。
あの四人組は、本当に人間だったのかな?
それとも、四つ足?
それとも・・・・幽霊? 
もしかして、山に棲む妖精みたいなものだったりして・・・

なんだかとっても、不思議なお話でした。


あっそういえば、『 土の記 』 最近読んでない(大汗)。
あれ、読むのしんどいんだよな。
登場人物、ご高齢者ばっかだし。
そういえば 『 四人組がいた。』 も主人公達はご高齢者だった・・・
最近の髙村小説は、登場人物が高齢者ばっかのような気がするんですけど
気のせいでしょうか?
次回作は、もうちょっと(いや、かなり)若めでお願いしたいものです。

さぁ、次は万城目学の 『 鴨川ホルモー 』 読むぞー!
万城目ワールドも、好きなんだよね~。


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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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