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七係シリーズ読書感想記 《放火編》2

七係シリーズ読書感想記 《放火編》2 書きましたぜ!

最後の方は、テレビでサッカー観ながら書くという暴挙に出たので、結構いい加減です。(ウソ)
サッカー観ながら書きましたが、ちゃんと後で見直したんで大丈夫っす。
(大丈夫だと思う・・・)

ネタバレ 有りっす。ご注意ください。




警視庁捜査一課第三強行犯捜査第七係 第二話 《放火》


治幸に話を聞き終わった合田さんと森はどちらからともなくベンチに座り直した。『和己が祖母を殺したという証拠は有る、祖母を刺した果物ナイフがどこかに有る』と言った治幸の言葉に、森は言った。「あのガキ、和己を消したいんですよ」。 森「和己に会いますか?」 合「俺には分からん・・・・」 森「私も分かりません」 合「なぁ・・・、この前、電車の中で和己が読んでた本、何やったっけ」 森「《ボヴァリー夫人》」 合「よもや自殺などせんだろうな・・・」 森「さあ。砒素は飲まないでしょうが」
この会話、あたしの中ではかなりツボです。《ボヴァリー夫人》が有名な名作かどうかは、あたしには分かりませんが、ちょっと調べてみたら本の中身は、なかなか凄そうな感じです。既婚のご婦人の不倫話みたいです。こんなの普通、男の人が読むか?しかも若い男が??この合森の会話から言って、2人とも過去に読んでいるようですが、合田さんも森も、この当時33歳と30歳。これより以前に読んでるって事は、20代、下手すりゃ10代で読んだって事に!朴念仁の合森コンビと《ボヴァリー夫人》!!結びつかねぇーっ!この2人、なんでこんな本読んでるんでしょうねぇ??意外な一面・・・というか、若かりし頃の合森、どんな面して読んだんだ。想像するとちょっと笑えます。

「早いうちに一度、倉田和己の右手指の傷が本当にあるかどうか、適当な手段で確認してみます」と森。右手人差し指の付け根の傷。それは果物ナイフのように華奢で、かつツバのない刃物で固いものを突き刺した時に、のめりこんだ刃の勢いで握り手に出来ることの多い傷だった。 合「確認するのは任せるが、傍目に意図的な接触ととられる様なマネはするな」 森「任せて下さい」。大丈夫かなと森の方を目で窺うと、森はもう、いつも持ち歩いているウォークマンのイヤホンを耳に突っ込んでしまっていた。無粋な無表情で今夜聴いているのは、きっと『為せば成るコース』だろう。
きっと『為せば成るコース』だろう。・・・って合田さんのギャグ?、それとも真面目に言ってるの?『為せば成るコース』っていったい、なんやねんっ!?意味分からん。だいたい、どんな音楽やねんっ!! だけど森のインチキテープ、全20巻あるそうですけど、『情緒安定コース』と『自己啓発コース』の他にどんなコースがあるのか、知りたいっす。20巻もあるって事はそうとう、いろんなコースがありそうだ。

「主任、帰らないのか」七係の仲間が声をかけていく。「ひとりで大穴狙ってやがるのさ」と吾妻が言い、「コレですか」と小指を曲げて肥後のオッサンがにたりとし、ただ雪之丞だけが居心地悪そうな目をそっとこちらに投げかけていった。合田は一切無視し、ポケットから取り出した本を開く。先日、地検にいる読書狂の義兄に「読め」と押し付けられた。冒頭からめまいがしたが、とにかく読み始める。
『紀元前五九七年ごろ、ルキウス・タルクィニウス・プリスクスというエトルリア人の王が・・・・』って出だしのすっごい、オソロシク小難しそうな本でございます。ルキウス・タルクィニウス・プリスクスってなんだよ~。人の名前か?加納さん、なんて本、合田さんに押し付けてんねんっ!!加納さん、普段からこんな本、読んでるんでしょうか?実はあたしは密かに、加納さんって霞食べて生きてる仙人じゃないかって思ってたんですけど、やっぱり・・・・。

それは連休前の4月28日だった。午後9時前、合田は宿直しか残っていない渋谷署の会議室で、本を読み続けた。もし予定通りなら今頃、森義孝が新宿にある予備校から倉田和己を尾行し、少々汚い手で少年をたぶらかしているころだった。行きずりを装って少年にからみ、その右手を掴み、傷痕の有無と形を確認する。うまくいけば、3秒とかからない。
また、森のガラ悪い男の変装っす。コレで2回目。他にやり方、無いのでしょうかねぇ?コレしか出来ないんか。いつもこういう役回りは森なんでしょうかねぇ。合田さんはやらないんか?まぁ、もしかしたら、あんまり装わなくても地でイケちゃうんちゃうんか・・・・・森。

(森は倉田和己との接触に成功して傷跡を確認。その後、合田さんと渋谷駅のモヤイ像前で合流。合田さんに『和己の様子が変だった』と報告する)
普段、口が無いのかと思う男が、珍しく一気にその時の様子を話した。「目が虚ろで、全てに反応が遅い。テンポが遅れている。私はかなり乱暴につっかかったのに、私が何者か、どういう理由でからんでいるのか、筋者か酔っぱらいか、そういう事を判断するのに、まず2秒ぐらいかかった。それから、自分の身にふりかかるかも知れない危険を察知して、緊張したり強張ったりするのに、さらに2秒。眼球の動き方がおかしいし、とにかく反応が遅い。動作も鈍い。身体のこわばりも見えたし、かなり異常な感じがしました」。
お蘭ちゃん、ほんのちょっとの間に、こんだけの観察力、鋭い洞察力!しかもガラ悪男を演じながら!!(まぁ、けっこう地でイケちゃってるのかもしれないが)。さすが、本庁捜査一課の刑事っす。たまには魅せてくれるのね しかし、こんだけのこと、一気にまくしたてたんか。コト仕事に関しては喋るんやな、お蘭。私語はまったく吐かんのにのぅ。たまには好きな女のタイプとか、合田さんに、このくらいの勢いで語り倒してほしい。その時の合田さんの反応も見てみたい(笑)

この後、倉田和己は自分の家に火をつけて現行犯逮捕される。その後の取り調べで祖母殺しも認め、犯行に使った果物ナイフも和己の供述通り、カバンの中から出てきた。取調べの中で担当の刑事が、あまりに孤独に見えた和己に『友達はいるのか?』と問うと、和己はうなずいた。『誰?、同級生?』和己はまたうなずく。『野村治幸君?』またうなずく。『今も仲良し?』うなずく。和己は、治幸が春休みになってから疎遠になったことを、誰よりも自覚していたはずだが、とにかくうなずいたのだった。治幸が自分を裏切ったことを、予感していたのかどうかは分からない。
いまでも、野村治幸を友達だと言う倉田和己が可哀想で、ココの場面、胸が痛みます。

送致が決まった時、担当の刑事が和己に『両親と会うか』と尋ねると和己は首を横に振って、『僕はこれで自由になれます』と言った。 和己の背景には、決して夫婦喧嘩なんかしない賢い両親と、これまた筋金入りの賢い祖母と、名門校へ進学するのが至上命令の1人息子。そういう図式があった。
なんだかとっても虚しい事件の結末ですが、合田さんとお蘭は、この結末を、どう捉えたのでしょう?2人の胸の内を聞いてみたいです。

和己が送致された後日談は1つ。朝の捜査会議が始まる前、雪之丞がちらりと1枚のスナップ写真を見せてくれた。去年の暮れに新宿の映画館前で一緒だった人物だという。見覚えのない若い《女》の顔が写っていた。もっとも、女に興味のない雪之丞だから、正体は聞くまでもない。「きれいやな」とだけ、合田は言った。
あたし、こういう事に疎いんで、よく分かんないんだけど、その写真に写っている女の正体は男って事なのか?女装をした男? そんな写真を見せられた合田さん、確かに「きれいやな」としか言いようがない・・よねぇ・・・か(?)。

その日の昼下がり、未だ姿形もない強盗犯の足取りを追って渋谷駅の構内をうろついていたとき、森義孝が突然、「あれ・・・・・」と言う声を挙げて立ち止まった。その目は構内のどこかに止まっていた。森は壁のポスター1枚を顎で示し、「もう、5月ですかぁ・・・」とため息をついた。ほんの数日前、合田も山手線の駅で同じポスターを見た。写真の中で、奥多摩の都民の森が、一面初夏の緑に輝いている。
合田さんも森くんも、忙しい日々に忙殺され、季節を感じている暇なんて、ないんだろうなぁ。たまにはホッとするひとときが、あるんだろうか?合田さんも森くんも、初夏を彩る奥多摩の森のポスター見て何を思ったやら・・・・・・                      
                      


              七係シリーズ 第二話 《放火》読書感想記・・・・・・ 完



これで、七係シリーズ 第二話《放火》読書感想記、終わりです。
なんだか、読書感想記というよりも、あらすじをただ、ダラダラと説明しているだけみたいになってる様な気がするんですけど・・・・・
あんまり深く考えず、思い付きで書いちゃってるんで。

はっきり言って、自己満足の為に書いてます。・・・・・・・・すみませんm(__)m

それでは
ここまで、お付き合い下さった皆様、ありがとうございました。

記事、ブログに上げた後もチョコチョコ直してるんで今後、細かい部分の変更あるかもよん。

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広田さん

とうとう、二話終了ですね。
この回は、広田雪之丈が中心(?)のようで、森君のやくざな刑事姿が主役ですね。
で、ちょっと気になるんですが、確か『マークスの山』では『雪之丈』と、『の』が『之』の字ですが、七係シリーズは『乃』の字なんですか?
歌舞伎役者の名前を捩ったあだ名と思っていたので、私は『之』だと思い込んでいました。

ところで、広田さんって、女装のキレイな(ぜったい、きれいじゃないと思う。合田さんのお世辞だ〜!)お相手がいる、ということは攻め?!
じゃあ、合田さんに熱い視線を送っていたのは、合田さんをオンナと見ている、ということでしょうか???
う〜ん、複雑だなぁ・・・。

次の第三作目も楽しみにしてま〜す。

Re: 広田さん

うーちゃんさん、いつもコメントありがとうございますっv-343
やっと、2話まで終わりました。

それで、さっそくユキノジョウの漢字、調べ直してみたら《雪之丞》でした(汗)v-356
『マークスの山』でも《雪之丞》ですね。トホホホ・・・・・
《乃》じゃなくて《之》でしたm(__)m

そうそう、うーちゃんさんに言われて気付いたんですが、雪之丞と一緒に写真に写ってたのは、若い女の顔って表現だったから、雪之丞は攻めって事になるんですかねぇ?って事は、合田さんを女の目線で男として見てた訳じゃなく、男の目線で「食っちゃいたいv-345」みたいな感じで見てたんでしょうか??
きっと、そうなんでしょうね~。
全然、そこまで考えてなかった!!
雪之丞が攻めだったっていうのは、おもしろい発見っすヽ(^o^)丿

でも、こんなんじゃ加納さんは、さぞかしヤキモキしている事でしょう。
「おれの雄一郎に、チョッカイ出すんじゃねぇーー!!」なんてね。
アッ、加納さんは、こんな汚い言葉使いしないか?

次、3話目もがんばりますっ。
うーちゃんさんのとこにも遊びに行きますねぇ~v-344
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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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