マークスの山 読書感想記 《序章》

『マークスの山』 は、高村薫ファンなら知らない人はいないであろう、名作であります。
なんと言っても、第109回直木賞受賞作品であり、高村薫の代表作でもあります。
あたしはこの 『マークスの山』 で高村薫という作家を初めて知りました。
この作品で、心臓をわしづかみにされ高村ワールドにハマりました。
『マークスの山』 は、合田さん、加納さん、そして森くんの初登場作品でもあり、その後に続く、合田シリーズの出発点でもあります。

『マークスの山』 に出逢ってなかったら、合田さんとも加納さんとも森くんとも出逢ってなかっただろうし
                                  
                      (架空の人物だっちゅうねんっ! 病気ですね・・・)
こんなブログもやっていなかっただろう。
高村作品の中でも、1番大好きな作品です。

そんな思い入れのある 『マークスの山』 の読書感想記を書こうと思いますが、もしかしたら途中で挫折するかもしれません。
なんせ、長編小説なんで・・・・・
(じつは、この序章編で早くも挫折しかけてます
途中で挫折したらゴメンね、ゴメンね~。

と、いうコトで
今回は 『マークスの山』 に登場する面々の人物紹介っす。
(※ただし、加納祐介以外は、七係シリーズ読書感想記の人物紹介をそっくりそのまま持ってきてます・・・・いわゆる、手抜き・・汗)。

《マークスの山 に登場する、カッコイイ男達9人衆

加納祐介 《あだ名ナシ》
東京地検特捜部検事。33歳。
合田雄一郎の別れた元妻、貴代子の双子の兄。合田いわく「自分と似たような地平にいるのに、なぜかいつも、自分の日々の喧騒とはかけ離れた涼風の吹いている男」 または、「のんびり屋で真っ直ぐなええ男」。 六法全書片手に、掃除機をかける、眩しい才気と美貌の持ち主。たまに雄一郎の部屋に勝手に来ては、服にアイロンを掛けたり、テーブルをピカピカに磨き上げて帰ってゆくまめな御方。雄一郎とは 『山へ登ろう』 『ドストエフスキーを読もう』 という、単純かつ浮世離れした符合で結ばれてきた。才色兼備な完璧な男の様だが、実は・・・・。 (加納さんと合田さんの関係は隠微すぎて、とてもここで、ひと言では言い表せないのだ・・・)

合田雄一郎 《あだ名ナシ》
警部補。捜査一課第三強行犯捜査七係、主任。33歳。
捜査一課二百三十名の中でもっとも口数と雑音が少なく、もっとも硬い目線を持った日陰の石。弱冠29歳で警部補になってしまう超優秀なノンキャリア。長身、痩身、(たぶん)色白という、高村作品における美形三大条件をすべて満たす、見た目的にもカッコイイ男。(しかし、よく見ると整った美形という、地味で目立たない系と思われる)。合田シリーズの主役を張るだけあって、高村作品の中でも一番の人気キャラ(だと思う)。ちなみに、爆笑問題の太田も絶賛していた。

吾妻哲男 《ペコさんorポルフィーリィ》
警部補。捜査一課第三強行犯捜査七係、主任。36歳。
見た目が、ミルキーという菓子のキャラクターであるペコちゃんに似た童顔のため《ペコさん》という、あだ名を持つ。しかし、見た目のおそるべき童顔とは裏腹に、中身は東大卒のねじれた鋭い刃。実は合田さんは密かに別のあだ名を進呈している。殺人者ラスコーリニコフの神経をもてあそぶ明哲怪奇な予審判事ポルフィーリィ・ペトロヴィッチから《ポルフィーリィ》。だけど、家に帰ればマイホームパパ。

林省三 《モヤシ》
警部。捜査一課第三強行犯捜査七係、係長。53歳。
一課に十八名いる警部のうち、最年長の五十三歳で、これ以上の昇進もなくひたすら定年を待つだけの、ずばり窓際。五年前に胃を切って半年休職した後、誰も戻ってこないと思ってたのに戻ってきた(酷っ)。痩せた身体を隠すため腹にサラシを巻いているらしい。あだ名は本名をもじって《モヤシ》。七係をまとめるという役割を吾妻に奪われている存在感の薄いお方。

肥後和己 《・・・?》
巡査部長。捜査一課第三強行犯捜査七係。43歳。
墨で描いたような濃い眉を持つ薩摩隼人。たぶん鹿児島出身。荻窪にあるマンションに愛人囲っているらしい。緊急連絡で自宅に連絡入れたら不在でバレた。ポケベル(時代やな~)も持たず愛人宅にしけこむ図太い神経の持ち主。しかし、どう見てもモテキャラには見えないが、何で愛人がいるのか不思議。(たぶん、西郷隆盛似)

有沢三郎 《又三郎》 
巡査部長。捜査一課第三強行犯捜査七係。35歳。
いつも疾風のように颯爽と現場に飛び込んで来る為(しかも二番目)、風の《又三郎》というあだ名を持つ。捜査一課一の二枚目(文庫本では自称二枚目になってた)。まっすぐ前を向いていれば、10匹の獲物を追い詰める事の出来る優秀な鼻の持ち主だが、実際に追うのは5匹にとどめる出来損ないの猟犬。極道に人脈多し。女にモテモテキャラ。あたし的には、こいつも神経図太いとみた。

広田義則 《雪之丞》
巡査部長。捜査一課第三強行犯捜査七係。35歳。
七係の中で一番物静かで、一番まともな身なりをした柔道七段の巨漢。膨らんだダスターコートのポケットに忍ばせているのは、岩波選書か『ジュリスト』。秋田出身の色白。冬の動物園で、何かの檻をぼんやり眺めている侘しい独り者といった風情をかもしだしている男。訳ありの《雪之丞》というあだ名有り。

松岡譲 《十姉妹》 
巡査。捜査一課第三強行犯捜査七係。たぶん28歳。
七係唯一の20代。体育会系の健康優良児。近年、誰も入りたがらない殺人課に放り込まれて3年、まったく頬もこけず胃も壊さない能天気人間。愛想も気配りも忘れない体力満々男。アクの強い七係の面々の中で、この人だけは唯一まともな普通の人の様に思う。その分、存在感はやや薄め。高村先生も、あまり松岡君に興味が無いのか、扱いが雑な気がする(涙)。いつも午前中は元気にピーチクパーチク飛び回っているが、日が傾くと決まって眠たげに動作が鈍くなるので、あだ名は《十姉妹》。

森義孝 《お蘭》 
巡査部長。捜査一課第三強行犯捜査七係。30歳。
整髪料、その他揮発性の香料等でアトピーが出るアレルギー持ち。そのおかげで整髪料を着けない合田と、いつでもどこでも組まされる事になる為、常に合田のそばにいる森くんには《お蘭》というありがたいあだ名が。性格は最悪だが、任官五年で巡査部長の昇任試験に合格した優秀さは誰もが認める偏屈男。無愛想、無表情、抑揚のない語り口を持つサイボーグあんど、周囲にまったく馴染まない無粋な能面ヤロー。ビジュアルは合田さんいわく、ぺんぺん草がせいぜいの三枚目(涙)。私生活はまったく謎の仕事しか無い独身男。


以上、マークスの山に登場するイカシタ男達の紹介でした。

次回、《マークスの山 読書感想記》 書きますっ!
こうご期待!!!(・・・・・だから、誰も期待してないっちゅうの)。


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YUKI

Author:YUKI
高村薫小説、大好き!!
『晴子情歌』で挫折し、暫く高村小説からは遠ざかっていましたが、最近やっと『太陽を曳く馬』『冷血』『晴子情歌』『新リア王』(読了順)を読了。
これでたぶん、単行本化された髙村小説すべて制覇したと思います。
合田シリーズに登場する過去の人、
森くんをこよなく愛す、おバカです。

2012.5.4 ブログ開設
2013.1.1 ウェブサイト開設

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